懐かしめのハードシンセを使用しての音楽制作環境を作ってみた

DTM

突然だが、私は1990年代のハードシンセが大好きだ。2021年になって怒涛の勢いで昔のハードシンセを買いあさり、音楽制作をはじめることとした。実際の環境はこのようになる。デジタルミキサーを中心とした構成を考えた。

導入に際して参考になるページのURLと、各機材の所感、また実際に触っている動画ツイートをともに列挙しておく。

シンセラック

とりあえず、音源とエフェクターやパッチベイ、電源関係で18Uあれば何とか構成できると考え、それに収まるラックを用意することとした。できるだけ操作が必要なものは中心に集めるようにしたいが、それも難しいようならPCからの操作ができるものは除外するようにする。

Roland INTEGRA-7

現行のハードシンセとして、またRolandのフラグシップシンセとして2012年から君臨している。SRXシリーズのエクスパンションを全て内蔵しているのが強み。また、デジタル出力できる点がとても重宝している。有志の音色エディタがあるので今も非常に使い勝手の良いシンセとなっている。

■ INTEGRA-7 Editor for Windows
https://www.roland.com/jp/support/by_product/integra-7/updates_drivers/

■ INTEGRA-7 Sound Editor for Windows and macOS(フリーソフト)
https://synth-voice.sakura.ne.jp/synth-voice/download.html

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Roland JD-990

非常に強力で個性的な出音で人気のあったデジタルシンセ。JD-800が買えなかったのでこっちを選んだ。今もユーザーによる有償のパッチが公開されていて古臭い音ばかりじゃなく斬新な音が出せる優れもの。

■ Roland JD-990 Patches Soundset
https://www.donsolaris.com/?page_id=284

■ SOUNDSAUCA SUPERLUMINAL (JD-990 Patches)
https://www.soundsauca.com/sounds/category/roland-jd990/

Yamaha FS1R

早く出過ぎたFM音源モジュール。フォルマントによりFM音源とは思えないほどの音の変化を楽しめる。個人的に一番好きな音源。

■ FS1R Editor for Windows & macOS(フリーソフト)
https://synth-voice.sakura.ne.jp/synth-voice/download.html

USB接続さえすれば、PCからの操作がものすごく簡単になるのでおススメ。非VSTiな点だけを除けば完璧!(VSTiは公式のものを使えば問題なし)

Roland M-DC1

SR-JV06 Danceのエクスパンションボードがそのまま音源モジュールになったもの。エクスパンションで使うよりも分厚い音が出るので好んで使っている。

■ Polynorminal M-DC1
https://www.polynominal.com/roland-mdc1/

Roland SC-88Pro

90年代に登場するやDTM市場を席捲した、あまりにも有名すぎる音源モジュール。近年のDTMにはスペック不足と感じられるが、光デジタル出力改造のノウハウが貯まっているのでそれを利用して新たな境地を見出そうとしている人たちが沢山居る。

■ DTM音源 Roland SC-88Pro用エディタ MIX88 のページ 【本家】
http://mix88.seesaa.net/

■ SC-88 PROにデジタル出力をつける
http://park7.wakwak.com/~huye/sc88pro_digital

■ SC-88Proに光デジタル出力を付ける
https://kurohane.net/wiki/index.php?SC-88Pro%E3%81%AB%E5%85%89%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%87%BA%E5%8A%9B%E3%82%92%E4%BB%98%E3%81%91%E3%82%8B

Roland SC-55

SC-88Proが出るまではゲームソフトや個人作成のMIDIデータがこの機種で沢山対応していた。曲作りというより既存の曲を聴くために導入した。

Roland CM-64

上記、SC-55と同様。X68000のコナミで対応しているソフトの曲の数々は名作ぞろいだ。限りある音色を補うために拡張カード「SN-U110」があるが、その中でも人気の高い「Electric Guitar」を搭載させるとなかなかにご機嫌な音源に変化するのでおススメだ。

dbx 166xs

エキスパンダーやゲートも付いてるお手頃価格のステレオコンプ。音声配信時、マイク入力に対して使う予定で導入したが、現在のところあまり積極的に配信をしていないので眠っている。

■ dbx166xsの知っておくべき機能、266xsとの違い【レビュー】
https://heretickmentality.com/different_between_dbx166_and_266/

dbx 231s

31バンドのステレオグラフィックイコライザー。マイク入力に対して使用して、学習用途で導入した。

■ 【初心者でも分かるEQの使い方】イコライザーの役割、パラメーターの意味とは
https://acousticspace.jp/about-equalizer/

dbx 286s

こちらもお手頃価格のマイクプリ。166xs同様に音声配信時に使うつもりでいる。

■ DBX 286S:5種類のエフェクトを搭載した定番の万能チャンネルストリップ
https://zunx2dtm.com/archives/36878624.html

Roland A-880

唯一これがまだ手に入っていない。ヤフオクで探しているところだ。

TASCAM AV-P250

連動コンセントが10口もありながらコンパクトなパワーディストリビューターだ。これがないとうちの機器をまとめ切れないので無くてはならないものとなっている。

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デジタルミキサー

Yamaha 01v96i

普段から色々なことを教わっている師匠である四谷言ノ助さん(@g_yotuya)からのタレコミ情報で、美品の中古を手に入れることができた。個人で使うデジタルミキサーとして必要十分以上の性能と価値がある。Cubaseなら搭載されたモータードライブフェーダーによる遠隔操作も可能だ。フェーダーが勝手に動くさまは見ていて気持ちがいい。視覚的にもわかりやすくてとても良い。

キーボード

Roland FA-06-SC

FA-06の島村楽器モデルで、真っ白なデザインが特徴的なワークステーションだ。内蔵されている音源がINTEGRA-7譲りのライブラリで、INTEGRA-7が無くても非常に似通った音作りが出来るのがウリ。個人的にはこいつのお陰でINTEGRA-7の出番が減ったとも思っている。

下にリンクを貼っておくが、本体と同じ白色のスタンドや音色ライブラリ、持ち運び用ソフトケースが付いているものを買っておきたいところ。

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デジタルオーディオインターフェース

RME Digiface USB

ADATまたはS/PDIF入力に対応したデジタルオーディオインターフェースだ。光デジタルケーブルを4ポートずつフルに使用して192kHzで最大8chまで入出力が可能となる。自分の場合は96kHzで最大16chまでをデジタルミキサーとでやりとりをするつもりだ。

WDMで動かすには設定が必要だ。一度やっておくと物凄く簡単でしかもUSB電源のみで素晴らしく安定している。ちょっとしたモニターならPhone出力で出来てしまうのでモバイル環境として持ち歩くのも非常に便利かもしれない。

現在の使い方だが。

  • 192kHzモードにしてIn4からS/PDIF入力
  • 96kHzモードでデジミキや他デバイスの入出力を集約

といった使い分けをしているが、即座に応答してシステムの再起動が必要なくサッと切替が出来るのはとても便利だ。

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デジタルアナログコンバーター

RME ADI-2

かなり古い機種のコンバーターを入手することができた。2chの24bit 192kHzでのデジタル入出力が可能である。RMEのDigifaceとの親和性がとてもよく使い勝手は良い。私の使い方は、シンセなどからのアナログ出力をADI-2にバランス入力してそれをデジタル化させたものをDigiface USBで取り込んでたりしているが、設定はカンタン、操作もキビキビ動く。リアルタイムモニタリングもしやすくてとても重宝している。かなり昔のコンバーターだが流石のRMEだ、年月を感じさせない出音に満足だ。

PC(DAW)

Ableton Live 12 Suite

実はAbleton Live 2あたりの頃にMacにて使っていた経験がある自分にとってなじみのあるDAW。当時はVSTiが使えないなどの不便さがあったがバージョンアップを経て非常に使いやすいDAWへと進化している。今や使っている人も多くなってノウハウもネットに蓄積されている。

私の使い方としては

ハードシンセをMIDIで操作 → その出音をデジミキにて集約しつつ、Liveに取り込む → 取り込んだWAVでループ作成。という感じ(の予定)

とりあえず、今の機器でやるにはこのやり方かな?

Steinberg Cubase Pro 10.5

言わずと知れた超有名DAW。個人的にはデジミキをフィジコンとして使用するために使っているのが主目的。もちろんいろんな事がこれ一つで出来てしまうのだから使い方をちゃんと覚えたいところだ。

とりあえず今のところはDigiface USBでWAVデータを取り込む用として活躍している(勿体ない使い方だが)

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TotalMix FX

RMEのフリーで使えるミキサーツールだ。もちろんRMEの製品を接続していないと使えないのだが。見た目がいかついので最初は何をしたら良いかわからないツールの筆頭だろう。3段あるうちの上段が「HARDWARE INPUTS」で、つまり入力だ。私の場合はDigiface USBからの入力信号を表示する。

中段は「SOFTWAREPLAYBACK」で、パソコン内で動作しているDAWから割り当てているRMEのデバイスが再生している時信号を表示する。

下段は「HARDWARE OUTPUTS」で、これが私の場合Digiface USBの出力となる。

更に下段右側にある「CONTROL ROOM」にある「MAIN」が、私の場合だとDigiface USBのPhoneにあたり、Digiface USBからすべてをMIXされた音が出力される信号を表示している。

このTotalMix FXで実際に音を聴こうとする場合は、下段の出力したいCHの「CUE」ボタンをオンにする事が必要だ。そうしないと実際に音が出ない。これを複数行えば多くの入力を一斉に鳴らす事ができるようになる。視認性がとてもよく、操作もキビキビと良く動くため、非常に使い勝手の良いミキサーである。

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